mineo(マイネオ)の国際ローミングを解説!mineoは海外で使える?

mineo(マイネオ)は海外で使えるのか?

海外旅行の予定がある方や仕事で海外へよく行く方にとって気になるところだと思います。

結論からいうと、ドコモプランとauプランを利用中の方で、国際ローミング対応機種をお使いなら、ネットはできませんがmineoでも海外で通話とSMSの送受はできます。(ソフトバンクプランの方は、海外では利用できません

ということで、この記事ではmineoの国際ローミングについて解説していきますね。

mineo

mineoの国際ローミングとは

mineoの国際ローミングとは簡単にいえば、海外で通話やSMSの送受をできるようにするサービスです。海外でちょろっと使うときにはかなり便利なものなんですよね。

ちなみに「データローミング」という海外でデータ通信を可能するサービスにはmineoは対応していません。というか格安SIMでデータローミングに対応してるとこはほぼないです。

海外でmineoを利用してネットやメールをするには、現地で提供されているWi-Fi環境が必要になります。

mineoで国際ローミングを利用するには

申し込み不要で、国際ローミング対応機種なら誰でも利用することができます。対応エリアはドコモプラン、auプランともに各キャリアに準じます。

→ 対応エリア(ドコモ公式サイト)
→ 対応エリア(au公式サイト)

ただ、「国際ローミング対応機種なら」ということで、対応エリアだとしてもスマホが行く予定の海外の周波数に対応してなければ使えないんですよね。

ドコモとauのスマホをそのままmineoで使ってる場合は、上記のリンク先で、行く予定の海外に手持ちのスマホが対応してるかも調べることができます。ドコモとauのスマホ以外なら、個別に調べる必要ありです。

mineoで国際ローミングを利用するときの注意点

国際ローミングは便利な反面、注意点がいくつかあります。

国際ローミングの利用料金はバカ高い

利用する海外やmineoのプランにもよりますが、海外でがっつりスマホを使う予定の方に国際ローミングは向いてません。

どれぐらい高いかというと、例えばmineoのドコモプラン利用中の方がアメリカで通話すると以下になります。

・通話料(アメリカ国内) → 125円/1分
・通話料(日本へ) → 140円/1分
・通話料(その他の国へ) → 265円/1分

日本だと通話料は「22円/30秒」なので、それに比べるとかなり高くつくんですよね。さらに海外だと着信したほうにも料金が発生します。

・通話料(着信) → 175円/1分

日本では着信に料金は発生しないので、無料だと思って海外でかかってきた電話に出て長電話すると、想像以上の請求がきたりするんでご注意ください。

ちなみにSMS送信料は以下になります。(日本では3円~)

・SMS送信1通につき → 100円

SMS受信については無料になっています。

auプランで国際ローミングを利用する場合、海外に行く前にやることあり

やることといっても大したことじゃないんですが、mineoのauプランの場合、海外に行く前に「ローミングエリア情報(PRL)」っていうのを更新しなければなりません。

更新方法は以下です。

1. まだ日本にいるとき「*5050」に電話する
   ↓
2. 「au ICカードのデータ更新が完了しました」表示を確認し「了解」をタップ
   ↓
3. 電源を一度オフにしてから再起動する

ドコモプランのシングルタイプではSMSありでも海外でSMS送受不可

なぜかmineoのSMS付きのSIMで、ドコモプランのシングルタイプのみ、SMSありでも海外でSMS送受できない仕様になっています。

海外でスマホをガッツリ使うには

ちょろっと使う分にはmineoの国際ローミングで十分なんですが、海外でスマホをガッツリ使う予定なら国際ローミングだと高額な請求がきそうなんですよね。

なので、海外でいっぱい使うかも…って方には以下のどっちかの方法がおすすめです。しかも基本的にデータ通信に対応してるので、Wi-Fiが繋がる場所に行かなくてもスマホ単独でデータ通信ができるようになります。

・現地でSIMを購入する
・日本で海外用プリペイドSIMを購入する

どれくらい使う予定なら国際ローミングよりこっちのほうがいいかというと、目安としてmineoの海外用プリペイドSIMの料金をみてみますね(*1)。

SIM購入代金「3,300円」+データパックチャージ「30MB/650円」~なので、安くて3,950円かかります。

上のほうで国際ローミングを利用した場合のアメリカでの通話料を記載してるので、それに換算すると、だいたい30分(30回)以上の通話するようなら海外プリペイドSIMのほうがお得です。逆に10分、20分しか通話しないようなら国際ローミングのほうが安いということですね。

[注1]
あくまでアメリカを例に出してるので、仕事・旅行で行く海外によってどれほど通話するならどっちがお得かの目安は異なるので、行き先の通話料はぜひチェックしてくださいね。

[注2]
mineoの海外用プリペイドSIMはデータ通信しかできないので、通話するにはIP電話が必要です。mineoでは「LaLa Call」が用意されていて、その通話料はアメリカだと「6円/1分」とかなり安くなります。海外でいっぱい通話するなら尚お得です。
→ LaLa Call

(*1)【追記】
2018年8月末にmineo海外用プリペイドSIMのサービス提供が終了しました

日本で海外用プリペイドSIMを購入する際の代替案を紹介させていただきますと、「IIJmio海外トラベルSIM」がおすすめです。
→ IIJmio海外トラベルSIM

まとめ

以上、mineoの国際ローミングについてでした。

国際ローミングは海外で別行動したあと合流するときなど、ちょっとしか使わないのであれば、かなり便利な機能ですよ。mineoのSIMが入ったスマホを持って海外に行こうかなーと考えてる方の参考になれば幸いです。

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