IP電話『LaLa Call』はmineo(マイネオ)じゃなくても利用できるんですが、mineoだとお得に利用することができます。なぜかというと、LaLa Callの運営会社はmineoと同じオプテージ(旧:ケイ・オプティコム)だからなんですよね。
IP電話とはネット回線を使った電話のことで、電話回線を使った普通の電話より通話料がだいぶ安くなります。なので、mineoユーザーはLaLa Callの利用もお得になりますし、mineoでの電話もお得になるというわけですね。
ということで、この記事ではLaLa Callについてわかりやすく解説していきます。
mineoでの電話がお得になる『LaLa Call』の詳細
LaLa Callは「月額基本料110円」で利用できるIP電話サービスです。(mineoユーザーだと無料通話が110円ついてくるので実質月額基本料無料です)
LaLa Callを利用の際は、050から始まる専用の電話番号が付与されるので、それを使って電話することになります。もちろん090/080/070といった普通の電話も使えるので、mineoのデュアルタイプなら2つ電話番号が使えるようになるということですね。
で、LaLa Callで電話すると通話料がどれだけお得になるかというと、以下のようになります。
・携帯電話へ電話した場合 → 『30秒で8.8円』
・固定電話へ電話した場合 → 『3分で8.8円』
mineoはじめスマホで電話するときの通話料は「30秒で22円」なので半額以下になるんですよね。特に固定電話に電話するときなんかはLaLa Callだと格段に安くなります。ちなみに、LaLa Call同士の電話だと通話料は無料ですよ。
また、LaLa Callは通話料が安くなるだけじゃなく便利な機能も豊富です。たくさんあるので、個人的にLaLa Callは使い勝手がいいと感じた機能を厳選して紹介しますね。
LaLa Callには留守番電話機能が標準搭載
留守番電話機能って有料オプションになってることが多いんですが、LaLa Callだと標準搭載されています。内容は以下です。
・メッセージ録音時間 → 90秒
このLaLa Callの留守番電話機能とmineoの転送電話機能を利用して、mineoで留守番電話を無料で使えるようにする方法もあります。
参考mineo(マイネオ)の留守電サービスの詳細と無料で留守電を使う方法
LaLa Callでメッセージや画像のやりとりもできる
LaLa Callは電話以外にメッセージや画像のやりとりもできるんですよね。ようするにLaLa CallでLINEのような使い方もできるということです。LaLa Call独自のスタンプもあります。
普通の電話への履歴がLaLa Callにも反映される
090/080/070といった普通の電話での「着信」「発信」「不在着信」がLaLa Callアプリから確認できます。確認のために両方のアプリを立ち上げる必要がないんですよね。
なお、LaLa Callで電話すると相手には050から始まる電話番号が表示されるので、050の電話番号を教えていない相手に折り返し電話するときは注意してくださいね。相手からしたら知らない電話番号なので誰だかわからない…ということになります。
mineoとLaLa Callの請求をまとめることができる
mineoとLaLa Callの請求をまとめることができるので管理しやすくなります。
mineoでの電話にLaLa Callを利用する方法
LaLa Callを使うには利用登録してアプリをインストールし初期設定するだけです。初期設定も画面の指示に従って進めていくだけなんで簡単にできます。
→ LaLa Call
ただ、mineoのデュアルタイプの場合はスムーズにいけるんですが、シングルタイプの通話にLaLa Callを利用する際は1つ工夫がいるんですよね。というのは、LaLa Callの初期設定の中の1つに『コールバック』っていうのがあります。
コールバックについて簡単に説明すると、目的は本人確認のためで、入力した電話番号に折り返し電話がかかってくる(自動音声)ので、応答してLaLa Callアプリに表示されてる4桁の暗証番号すると本人確認が完了するという仕組みです。
LaLa Callを利用するために必須な手続きなんですが、コールバックとして使える電話番号は「090」「080」「070」ではじまる携帯電話、もしくは固定電話なんですよね。
つまり、mineoのシングルタイプ『のみ』ではコールバックできないというです。
mineoユーザーならSMS認証でもOKとかいうふうに改善してほしい部分ではありますが、mineoのシングルタイプの通話としてLaLa Callを利用開始するときは、固定電話か他の携帯電話が必要になることを覚えておいてくださいね。
LaLa Callのデメリット
最後に、LaLa Callの主なデメリットを紹介します。
LaLa Callは上のほうに書いたように普通の電話より通話料を抑えることができるんですが、IP電話ならではのデメリットがあるんですよね。
3桁特番に電話できない
LaLa Callにかかわらず、スマホのIP電話サービスは「110」「119」といった3桁特番への通話ができません。つまり、緊急時には使い物にならないということです。
緊急時はLaLa Callじゃなく普通の電話機能を使って電話するようにしましょう。
通話品質が悪くなることがある
mineoはじめ格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。その仕組み上、混雑時(特に昼時)はネット回線が遅くなるんですよね。
LaLa Callはネット回線を利用しているIP電話なので、その影響を受けて混雑時は通話品質が悪くなることもあります。
ちなみに、IP電話ってデータ通信量を消費して電話する仕組みなんですが、mienoユーザーがLaLa Callで電話してもmineoのデータ通信量は消費されないようになっています。これもmineoユーザーの優遇ポイントの1つです。
まとめ
以上、mineoでの電話がお得になるLaLa Callについてでした。
最後になりますが、mineoには電話回線を使った電話を安くする方法として「10分かけ放題(月額935円)」と「mineoでんわ(月額無料)」があります。
参考mineoの10分かけ放題と通話定額30/60の詳細。どっちがお得?
なので、「935円分も電話しないけど通話料を安くしたいって方」「電話番号が2つ欲しい方」「mineoのシングルタイプでも電話したい方」「データ通信量を消費せずにIP電話が使いたい方」などにLaLa Callはおすすめです。