mineo(マイネオ)には複数回線契約するとお得になる『複数回線割』という割引サービスがあります。1回線だけでも大手キャリアからmineoにすると十分安くなるんですが、複数回線だとさらにお得になるんですよね。
ということで、この記事ではmineoの複数回線割ついてわかりやすく解説していきます。
mineoの複数回線割の詳細
mineoはオプテージ(旧:ケイ・オプティコム)提供なので、利用するときeoIDを取得することになります。複数回線割は、1回線目のmineoを契約したとき取得したeoIDに回線を追加した場合に自動的に適用される割引サービスです。
簡単に言うと、同一のeoIDにmineoの回線を増やしていくと自動的にmineoの料金が安くなるというものですね。
複数回線割は最大10回線まで適用され、1回線につきmineoの月額基本料金が『55円引き』になります。
55円引きって少なく見えますが、2回線だと年間で1,320円割引、最大の10回線だと年間で6,600円割引と、格安SIMの月額料金のことを考えるとけっこうお得な割引サービスなんですよね。
1人でmineoを複数端末で使う場合はもちろん家族全体のスマホ料金の節約が捗ります。
同一のeoIDにmineoを複数回線契約する方法
同一のeoIDにmineoを複数回線契約する方法は、持ってるeoIDにログインして普通にmineoに申し込むだけなんですが、ルートが2つあります。
▼mineoのマイページから申し込む
mineoのマイページにログインしたら「ご契約サービスの変更」という項目があるので、その中の『新規mineo申し込み』から申し込むと、ログインしているeoIDに回線が追加されます。
▼mineoの申し込みページから申し込む
mineoの申し込みページでは最初にeoIDを持ってるか聞かれるので、そこで持ってるeoIDにログインしてから申し込むと、ログインしているeoIDに回線が追加されます。
mineoの複数回線割はいつから適用される?
mineoの複数回線割が適用されるのは、新たに契約した回線の利用開始日の『翌月から』です。ただ、「申し込み日=利用開始日」ではないのでご注意くださいね。
mineoの利用開始日は以下です。
MNP回線切替が完了した日
▼MNP転入しない場合
利用開始した日
mineoに申し込んでからSIMカードが届くまで1週間程度かかるので、初めてmineoを契約するときと同じく、複数回線契約する場合においても日数が少しかかります。
参考mineo(マイネオ)の申し込みから届くまでの日数。いつ発送される?
mineoの複数回線割を利用するうえで知っておきたいこと
mineoの複数回線割はお得な割引サービスですが、利用するうえで知っておきたいことがいくつかあるのでそれも紹介します。
mineoの複数回線割と家族割との兼ね合いは?
mineoには複数回線割の他にもう1つ『家族割』という割引サービスがあるんですよね。内容は複数回線割と同じ『55円引き』で、最大回線数については5回線までです。
参考mineo(マイネオ)の家族割を解説。申し込み方法や適用条件は?
複数回線割と家族割との兼ね合いは?というと、家族割は同一のeoID同士では組めないので、複数回線割と家族割は併用できないようになっています。まぁどっちの割引サービスが適用されるにしろ結局は1回線につき55円引きなので、料金面で損得はありません。
ちなみに、併用はできませんが、複数回線割と家族割が混在するケースもあります。
それはすでに複数回線割を利用している方同士が家族割を組んだときです。同じeoIDで複数回線mineoを利用している方同士が家族割を組むとお互い1回線ずつ家族割が適用され、残りはそのまま複数回線割が適用されるようになります。
mineoの複数回線割が適用されているときパケットギフトが使えない
「mineoの複数回線割が適用されているとき」というのは、上のほうで書いたように『同一のeoID』にmineoの回線を複数契約している状態のことです。複数回線割は自動的に適用されますしね。この同一のeoIDっていうのが重要なポイントです。
mineoのデータシェアサービスの1つパケットギフトは同一のeoID同士だと利用できないんですよね(*1)。
参考mineo(マイネオ)のパケットギフトを解説!利用方法や注意点は?
つまり、割引内容は55円引きと同じなので、利用するなら複数回線割より家族割を適用させるほうが「パケットギフト」使える分お得になります。方法は別のeoIDを取得してmineoを申し込むだけなので簡単にできます。
参考mineoでSIMを追加する方法を解説!お得にSIMカードを追加するには?
eoIDは同一住所・同一名義でもメールアドレスを変えれば取得できますし、家族割は同一名義・異なるeoIDでも組めるので、家族まとめてmineoにするときだけでなく、1人で複数回線利用するときもeoIDを別にして家族割を適用させることができるんですよね。
2018年6月から同一のeoID間のパケットギフトが可能になりました。
source:同一eoIDの回線間でもギフト可能に!
これに伴い、複数回線割と家族割のどっちを適用させても大きな差はなくなりました。
mineoで複数回線割を適用させず家族割を適用させるデメリット
mineoで複数回線割じゃなく家族割を適用させるデメリットは、別のeoIDの回線それぞれ管理画面(マイページ)が別になるということです。家族でmineoにするならむしろメリットなんですが、1人で複数回線契約するときはデメリットになりえます。
同一のeoIDに複数契約した場合は1つのマイページからすべての回線の管理ができるんですが、別のeoIDにするとログインし直さなくちゃいけないという手間が加わるということです。
ただ、mineoのパケットギフトは便利なサービスなので、個人的には管理画面が別になろうとも1人で複数回線利用するときもeoIDは別にしたほうが良いと思います。
複数回線割が適用中の回線の支払いはどうなる?
同一のeoIDに回線を追加するときは契約者と同じクレジットカードの名義で申し込む必要がありますが、回線を追加した後はそれぞれ回線ごとに別名義のクレジットカードに変更することは可能です。
複数回線割が適用中の回線を解約するとどうなる?
複数回線割が適用中の回線を解約すると、残った回線で複数回線割が適用され続けるだけです。当然ながら、同一のeoIDでの回線が1つになると複数回線割は解除されます。
処理は全て自動なので、複数回線割に対してこっちでやることは何もなしです。
まとめ
以上、mineoの複数回線割についてでした。
複数回線割や家族割のように常時継続される割引サービスが特に難しい制限がなく利用できる格安SIMってないんですよね。これらはmineoのメリットの1つでもあります。ぜひ自分に合った割引サービスを活用してmineoをさらにお得に利用してくださいね。